2014.09.29

機上自動工具研磨装置 「電研」 新発売

機上自動工具研磨装置「電研」を12月から出荷を開始する。電研はの特徴は、①工作機械内でスピンドルに装着したままで自動的に工具研磨が可能なこと。②工具研磨後の工具径、工具長などの工具情報が工作機械の制御装置にフィードバックされNCデータが自動的に書き換えられることの2点である。①の機上自動工具研磨の効果は、スピンドル、ツールホルダに装着したままで工具研磨を行うことで、工具の芯ずれがなく高精度な加工ができること。職人の芯だしを不要とすることで海外などの加工現場での需要が見込まれる。②の研磨後の工具情報フィードバック機能は、研磨後そのまま連続加工が可能となり、機械稼働率向上、工具段取りレスでの生産性向上に大きな効果が期待されている。

工具測定方式に非接触のレーザー測長と接触式タッチセンサー方式の2方式が用意されている。価格280万円からと設定されている。工具測長器の費用は含まれていない。現在、加工機に装着されている測長器をそのまま利用される場合も想定している。対応工具はφ1からφ10までのFBM、BEM、RBM工具であるが、φ10以上や特殊工具へのオプションも行う。

導入効果として、一般的な金型工場での事例では、金型製造費8億円に対する新品工具の年間購入費は2500万円、再研磨費は800万円であった。したがって、導入1年で十分元が取れる価格である。他、金型メーカ以外の加工メーカからの需要も見込んでいる。

KMC代表取締役社長 佐藤声喜

機上工具研磨 (編集後)