2014.12.24

「書窓」 日刊工業新聞12月15日

日刊工業新聞の「書窓」というコーナーに掲載されました。仕事とは別に、普段の愛読書とか記憶にある本、言葉の紹介です。正直、悩みましたが、普段は業界の本、例えばドラッカー氏やその手の専門誌は仕事柄多く読んでいます。特に私自身も業界専門誌や技術論文を投稿する機会が多いので参考文献として読み漁っています。ただ今回は趣旨が違うので、大事にしている「勇気の言葉」という家内から送られた本と趣味の本2冊を紹介しました。勇気の言葉は、まさにKMCを設立するときの後押しになった本です。「転んでも立ち上がる」、ちょうどインクスが大変なことに陥り、お客様への再建説明や社員の裏切り、離反といったことが私の気持ちを荒んだものにしていました。そんな時、知ってか知らずか、家内から送られた本が私を勇気づけ、仲間数人とKMCを設立する原動力になりました。ビジネスは「切り合い」と考えています。油断すると社会から抹殺されますし、企業間の国際競争はまさに戦場です。そんな時、吉川栄治の「宮本武蔵」は切り合いのバイブルです。切っ先三寸の見切りと、必ず勝つ戦法、準備、それと「無の境地」が仕事でも役立ちます。もう一つは、全くの趣味で、秋田の昔の郷土料理を紹介した本です。恐らく、非売品でもあり、田舎の高齢化したお祖母ちゃん、このレシピは2度と集めることはできないと思いますし、若い奥様方への継承も難しいのではと思います。次に探している本は「スコッチオデッセイ」というバーテンダーの教本みたいな本です。新刊もあるのですが廃版になった旧本を探しています。小生、多趣味ではあり、お酒の小瓶集めも趣味の一つです。100本以上は所有しており、古くて「天使のおすそ分け」的な半分蒸発したような小瓶(サービスボトル)を集めています。想い続ければそのうち手に入ると思います。きっと。

佐藤 声喜