2015.11.10

「Industrie4.0ドイツからの報告と日独協力の可能性」講演

11月5日イイノホール&カンファレンスセンターにて「インダストリー4.0-ドイツからの報告と日独協力の可能性」と題するセミナーにて講演をさせて頂きました。150名ほどの参加者で熱い議論の場となりました。ドイツからはバイエルン州駐日代表部DrCristianGeltinger氏や長く日独の協力関係をリードされ恐らくこの道のリード役の慶応大学の青山教授やドイツ連邦共和国一等書記官、シーメンス、三菱電機、経産省から岩本産業政策分析官、大臣官房審議官を経てIoT/M2Mの第一人者東大先端科学技術センター稲田教授他多くの講師が参加されました。後半、日経新聞社関口編集委員のリードのもと講師全員とパネルディカッションも行われました。「IoTって何?」「どこまで進んでいるの?」「中小企業に展開するには?」「課題は?」日独の現状、国家としての取組、多くの課題が提起され大変有意義なセミナーとなりました。私からはKMCが展開しているIoTの取組みと効果、導入にむけた課題を提起した。日独は工業国として近い関係でありライバル国でもある。安部首相とメルケル首相の握手で両国のIoTへの共同取組が決まった。IoT・ロボット・AIなどはアベノミクスの第2ステージの重要な施策の一つでもあるが、その実態は一部の大企業の取組でしかない。直近の労働経済白書からも日本の労働生産性は欧米に比べ30%低いとされる。真の改革は、腰をすえた人材育成にある。失われた20年、其の間、国内の技術屋育成、人材への設備投資がおろそかにされた。まさに、この円安、国内回帰やTPPなどの機会に、IoT/M2Mと次世代を担う新たな人材育成を始め、イノベーションを起こす大チャンスである。独にはマイスター制度があり、日独協力はその共通人材育成にあると考える。ご紹介いただいた稲田教授、バイエルン州駐日代表部持田様に感謝いたします。

KMC代表取締役社長 佐藤声喜